近年、現金を持たないキャッシュレス決済をする人が急増しています。沖縄に一番近い韓国では、政府の政策やキャッシュレス決済の普及により、現金がほぼ不要な状態と言われています。スウェーデンでは2018年までに約3,000人が米粒サイズのマイクロチップを手に埋め込み、鍵やクレジットカード、電車のチケットとして利用していると報道されています。
沖縄のキャッシュレス普及率に関しては、2021年の時点の調査で48.6%と半分に近い数字を叩き出しています。
実際にアソビBARかなとん家でもキャッシュレス決済はかなり利用されており、2次会のオススメ店を聞かれた際にも「カード使える場所で!」なんて言われることも多々あります。それくらいキャッシュレス決済はなくてはならないものに変わってきています。
まだキャッシュレス決済を導入していない店舗様も結構ありますので、管理人かなとがお店を始めた2018年から愛用しているカード決済端末「Square」をオススメします。導入するメリット・デメリットも併せて紹介するので、是非参考にしてみてください。
Square(スクエア)とは?
Squareは、決済サービスだけでなくオンラインストアやPOSレジなど、店舗運営を効率化するサービスを数多く展開しています。
そんなsquareの、キャッシュレス決済サービスの最大のメリットは、導入・入金スピードが業界最短水準であるということ。
登録・審査さえ通れば、最短即日の導入が可能、そして最短翌営業日に売上金の入金が完了し、振り込み手数料も無料ということです。
決済端末は現時点で3種類あり、シンプルな決済機能のSquareリーダーなら4,980円、レシート印刷などより多機能を搭載したSquareターミナルなら46,980円、iPadをPOSレジ化できるSquareスタンドなら29,980円を導入時に出費する必要があります。
Squareを導入するメリット・デメリット
オススメ!オススメ!とだけ言って先にメリットを並べても、不信感につながりそうなのであえてデメリットから紹介します。
Squareのデメリット
対応決済が少なめ
少なめと書いていますが、徐々に対応決済が増えているので大した弱みから脱却しつつあります。

参照:squareホームページ
正直なところ個人的にはこのくらいで十分だと感じています。逆にこの決済対応ブランド以外は聞いたことありません。
お店での対面決済の手数料が少しだけ高い
Squareの対面決済のカード決済手数料は、業界最低水準の2.5%となっていますが、同じ無料で使えるサービス「Airペイ」ではカード決済手数料が2.48%となっており、わずかにSquareの方が高めに思えますが、デメリットと言えるような差ではありません。
テストモードがない
Squareには、練習するためのテストモードがありません。その代わり、1円のテスト決済(1〜2回程度まで)が可能です。決済後は速やかに決済の取り消し(キャンセル/払い戻し)を行えば大丈夫です。
サポートがやや弱い
Squareの本体は米国企業のため、他社のように日本式のきめ細かなサポートを期待している方は少し物足りないと感じるかもしれません。
一応サポートはあるのですが、
- 電話(10〜18時 / 土日祝も営業 / 年末年始除く)
- メール
- 加盟店コミュニティ
- 自動サポートチャットボット
- ヘルプセンター(ヘルプ画面)
のみとなります。私自身今までSquareを使っていて、特にトラブルはないのでサポートは使ったことがありません。
Squareのメリット
入金サイクルが早い
入金サイクルの速さは、Squareの最大のメリットの一つです。私もこれで決めました。
Squareの入金サイクルは業界最短で、最短翌営業日に入金してもらえます。遅くても週1回入金のため、資金繰りが非常にラクです。
他社はQRコード決済が月1回に対して、Squareはクレジットカード、交通系電子マネー、QRコード決済入金タイミングは全て同じです。
低コスト
導入費用・運用費用が無料
タブレット端末や決済端末を導入する場合を除き、Squareでは決済手数料以外の導入費・維持費がかかりません。
決済端末を購入する場合でも4,980円からと非常に安いです。
また、月額有料プランもありますが、小規模の個人事業主であれば無料プランで十分なため、通常は固定費はかかりません。
もしまたパンデミックが起き、営業ができない状態だとしても月額が掛からないため、登録だけしておけば安心して使いたい時に使うことができます。
多くの機能を無料で利用できる
Squareは豊富な機能を無料で利用できます。特に非対面のオンライン決済機能が豊富です。
審査・導入スピードが早い
最短で申し込み当日からクレジットカード決済(VISA / MASTER / AMEX)を使うことが可能です。イベント等で急にキャッシュレス決済が必要になった時でも、間に合わせることができます。

参照:squareホームページ
決済端末が豊富で価格も良心的


手持ちのスマホがあれば、無料でタッチ決済端末にすることも可能です。基本的に今のクレジットカードはタッチ決済が付いているのでスマホ1台があればすぐ導入できます。私はとりあえずリーダーのみ購入しました。
まとめ:個人事業主にとって非常に使いやいサービス
Squareは「早い入金サイクル」「低コスト」「豊富な決済機能」が揃った、個人事業主にとって非常に使いやすいサービスと言えるでしょう。
もしこれを読んで検討しているあなたが他の決済代行サービスを使用中だとしても、決済端末が使えなくなった時のサブ決済端末としてSquareを契約しておくこともオススメです。
導入を迷っている方は、「とりあえず使ってみて、自分に合わなければやめる」くらいの簡単な気持ちで始めてみてもいいので、まずは無料でアカウントを作成して試してみてください。
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